海外株式とは、外国籍の企業が発行している株式のことをいいます。

日本から直接、海外株式に投資できるようになったのは、昭和40年代半ば以降で、現在では国内株式ほどではありませんが、数多くの銘柄を比較的自由に売買できるようになりました。

海外株の特徴としては、グローバルに展開する大企業や成長性の高い優良企業が数多くあり、大きな株価の上昇が期待できる、高い配当が期待できる、円安になった場合に為替差益を得られるといったメリットがあります。

その一方で、国内と比較して絶対的な情報量が少ない、カントリーリスクが高い国もある、また、円高になった場合に為替差損を被るといったデメリットもあります。

難しそうなイメージを持たれることもある海外株式ですが、株価の値動きに合わせて株を売買するという基本動作は日本株式と変わりません。

為替リスクや手数料などの海外株式特有の特徴に注意すれば、よりトレードの機会を広げることができるのです。

日本株式の経験があるという人でも、初めて海外株式にチャレンジする場合は、分からないことや不安なことも多いと思います。

海外株式の取引には、英語など外国語能力が必要なのではと思われることもあるようですが、日本語しか分からないという人も、問題なく取引ができます。

証券会社において外国株式の取引を行なう際には、外国証券取引口座を開設する必要がありますが、日本国内の証券会社に口座を開設すればよいので、特別な外国語能力は必要ありません。

証券会社には、海外株式を扱っている会社と、扱っていない会社がありますし、海外株式を扱っている証券会社でも、会社によって取り扱っている国や銘柄が異なります。

取引をしたい国や銘柄を扱っている証券会社を選ぶと良いでしょう。

無事に海外株式取引用の口座が開設できたら、海外株式の売買をすることになります。

海外株式の売買にあたっては、決済方法として日本円で決済する円貨決済と、現地通貨で決済する外貨決済を選択できます。

円貨決済なら、口座に日本円を入金して直ぐに取引を開始できるので便利ですが、国によっては外貨決済しか出来ない場合があるので注意が必要です。また、外貨決済を行う場合は、事前に為替取引を行って現地通貨を用意しておきましょう。

ネット銀行に外貨預金があれば、現地通貨をそのまま取引口座に振り替えて取引できる場合もあります。

資金が用意できたら、ネット上で売買注文を行います。海外株式では円貨決済か外貨決済を選ぶ必要がありますが、株数や価格の入力など、基本的な動作は日本株式の取引と同じです。

外貨決済の場合は事前に為替取引が必要など、海外株式特有の特徴はありますが、株式を売買するための基本的な動作は、日本株式と大きく変わりはありません。売買手数料や為替リスク、取引時間といった海外株式特有の注意点に留意して、賢くトレードをすることで、海外株式のトレードのリスクを最小限に抑えることができるはずです。

海外市場には、成長著しく注目度の高い企業も多く存在します。

日本株式だけでなく海外株式もトレードできるようになれば、より幅広い選択肢でトレードの機会を広げることができるでしょう。

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