初心者でもわかるビットコイン(BTC)とは？いまさら聞けないメリット・デメリット

ビットコインはここ半年で、値段が2倍弱まで増加しました。結構資産を増やした方も多いのではないでしょうか？「ビットコインは知っているけど、なんかいまいちわからない・・・」と思っている方は必見です。ビットコインのことについていまさら聞くのは恥ずかしいですからね。ただ、まだまだこれからも上がるとされているので、次に下がったタイミングで仕込みたい方も多いです。ビットコインは、2009年に登場した最初の暗号通貨で、政府などから干渉を受けないデジタル資産。それでは、ビットコインについていまさら聞けない基本的なことを分かりやすく解説していきます。

ビットコインの基本概念

ビットコインやbtc チャートと調べると必ずくっついてくるのが、ブロックチェーン。ここでつまづいている方も多いと思います。なので、まずはじめにブロックチェーンから説明していきます。

ブロックチェーン技術とは？

ブロックチェーンは取引記録を連鎖的に結びつけて保存するデータベースの一種。まだ分からなくても大丈夫です。各取引は「ブロック」と呼ばれる単位に記録され、時間順に「チェーン」のように繋がっています。なので、ブロックとチェーンに分けて考えると分かりやすいと思います。「なんか取引（ブロック）が繋がってる（チェーン）んだな」くらいでOKです。肝心なのはこの技術があるので、改ざんがかなり難しくなったとされています。

暗号通貨としてのビットコイン

ビットコインはそのブロックチェーン上で運用される暗号通貨のことです。簡単にいうと、「新しい技術で、不正ができなくなったので、通貨としても使えるんじゃない？」ということです。現金みたいに自分の目の前で見ることができないので、体感としては少し弱いかもしれません。ただ、インターネットがあれば取引できるので、暗号通貨があったら国をまたいでも、簡単に取引ができるというメリットがあります。こういった理由から、暗号通貨を本物のお金に変えて使いたい勢力と、所詮データなので消えてなくなるかもしれないものを現金と呼べないという勢力がいます。

ビットコイン投資のメリット

ビットコインの概要についてはある程度理解できたと思います。ビットコインが生まれた背景や、なぜ資産価値があるのかなど。ここからは、ビットコイン投資のメリットを確認していきましょう。

リスクの軽減

メリットは先ほど記載通り、お金の代わりになる可能性があります。現に、ビットコインには数兆円規模のお金が投資されているので、そう簡単に吹き飛ばない数字まで成長しました。もちろん、外交貿易をする会社はビットコインなどの暗号通貨を使って取引した方が手数料がないので、利益が上がります。ビットコインの需要はかなり高いとみて間違いないです。さらに、海外からみると資産の全てを円で保有しているということは、資産が目減りしていることになるので、ビットコインを保有しておくことは資産の減少を加速させない、つまりリスクの軽減になります。円だけでなく、ドル。ドルだけじゃなくてビットコインで資産を形成することは、ポートフォリオの分散化に貢献し、全体のリスクを低減することができます。

高い流動性

ビットコイン市場は世界中で24時間365日稼働しており、高い流動性があります。つまり、投資家はいつでもすぐにビットコインを売買することが可能です。FXや外国株式投資に近いイメージでOKです。「不動産のように登記をしないといけない・・・」ということではありません。市場の流動性が高いことは価格の安定性をもたらし、大量の取引を行っても価格に大きい影響を与えにくいというメリットがあります。さらに、ビットコインは分割可能なので、小額からの投資も簡単にできるので、いろんな投資戦略が使えます。

ビットコインのリスクとデメリット

メリットだけでなく、デメリットもしっかり確認していきましょう。

価格変動

やっぱり気になるのが、価格変動。ビットコインの価格は変動がかなり激しく、短期間で大きな価格変動をします。もちろん、どんどん資産が膨らんでいけばいいのですが、マイナス方向だと大変なことになります。この高いボラティリティは市場の感情、政治的な出来事、規制の変更などが原因です。投資家にとっては、大きな利益を得るチャンスがありますが、大損失になるかもしれないことをわかっておいた方がいいと思います。なので、ビットコインに投資する際には、一点集中ではなく、しっかりしたポートフォリオで分散して投資するのが基本です。

セキュリティ問題

過去にニュースなどでもありましたがビットコインはデジタル資産なので、ハッキングや詐欺の対象となりやすいです。ウォレットのセキュリティが不十分だったり、信頼できない取引所を使用したりすると、資産が盗まれる可能性があります。セキュリティリスクに対処するためには、ガチガチに強いパスワードの使用、二要素認証の設定、信頼できるウォレットと取引所の選択など、予防策をしっかりしておくことが大切です。

まとめ

ビットコインは今までになかったブロックチェーン技術で作られた最初の暗号通貨で、金融の世界に新しい可能性をもたらしています。中央機関や政府が干渉できないので、預金封鎖や面倒な両替も必要なくなります。取引の透明性とセキュリティを高めることで、ユーザーにとって信頼性の高いデジタル資産になっていくだろうと予測されています。分散化によるリスクの軽減と高い流動性があるので、ビットコインを投資家から投資対象としてみられています。例えば、中国がこれから伸びそうだなと思い、不動産投資するようなものです。これと同じで、ビットコインの値段が上がるのは、投資家が伸びると考えているからです。いまさら聞けないビットコインに関する情報を、まとめてみました。